よくあるご質問 Q&A

自立訓練(生活訓練)と就労移行支援はどうちがいますか?自分にはどちらを選んだらよいかわからないのですが・・・


自立訓練(生活訓練)障がいのある方が日常生活を自立して快適に過ごせるようにするための支援で、「なりたい自分」を見つけることが目的です。

就労移行支援は障がいがあり就職したいという意思はあるけれど、今は不安や自信が持てないという方が就職し安心して「働く」「働き続ける」ための支援を行っています。

たとえば、自立支援(生活訓練)を利用されている方が「働きたい」という目標を見つけられた場合、就労移行支援にお進みいただくこともできます。

どちらのサービスが合っているかは、見学や体験を通して一緒に考えていきましょう。

どちらも国の障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスの一つです。



利用期間は、どうなりますか?


自立訓練(生活訓練)、就労移行支援、どちらも最長2年となります。

利用期間は、おひとりおひとりの状況によって数カ月から約2年ご利用される方もいらっしゃいます。



毎日、通う自信がないのですが・・・


まずは、これまでの生活スタイルをお聞きし、初めは週数日、短時間からなど、無理のない範囲で状況に合わせて相談しながら決めていきましょう。バスや電車などの公共交通機関を利用される場合、最大500円/1日の交通費を補助させていただきます。



障害者手帳を持っていないのですが、利用できますか?


障害者手帳の他にも「自立支援医療受給者証」や「障がいや病名のわかる主治医の診断書」などでもお住まいの市区町村によってはサービスを利用できる場合があります。見学や体験時にお気軽にご相談ください。

 サービスを利用するには、お住まいの市区町村の障害福祉の担当窓口(窓口名は市区町村によって異なります。)に「障害者福祉サービス受給者証」の申請をします。申請手続きはスタッフがサポートしますので初めての方もご安心ください。



障害者手帳はどこで申請できますか?


 障害者手帳は、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の3種の手帳を総称した一般的な呼称です。詳しくは、お住まいの市区町村の障害福祉の担当窓口にお問い合せください。



利用料金はいくらですか?


ほとんどの方が無料でご利用されていますが、ご利用月の自己負担額はおひとりおひとりの状況により異なります。

一般的に、市区町村民税非課税世帯(本人と配偶者及びお子様の収入が概ね300万円以下)は無料となります。

市区町村民税課税世帯は、9,300円、または37,200円(負担上限が設定されています)です。

お気軽にご相談ください。



生活スキルを向上するって、具体的にはどうするのですか?


おひとりおひとりの状況によりますが、まずは通所していただくことです。安心して通所できるまでサポートする訪問支援もあります。その上で徐々に「やる」プログラムや作業などを増やしていきます。

定期面談を実施しているので、進捗状況をスタッフと共有し、小さな目標を設定しながら、「できること」を増やしていき、達成感、やりがいや自信をつけていきましょう。



パソコンを使ったことがないのですが・・・


利用者の方の半数以上がパソコン未経験者です。リクルートオンライン学習システムでパソコンの電源の入れ方、マウスの使い方などの基礎から、文書作成ソフト「ワード」、表計算ソフト「エクセル」などが簡単に学べます。



今は何も(仕事や通院)していませんが、精神疾患で通院歴があります。


まずは一度見学・体験に来所してみませんか?ご自身にとって最良の方法をご相談しましょう。

電話:086-237-3244 受付時間 平日9:00~18:00(お盆・年末年始除く)

お問い合わせフォーム→ 



「認知機能トレーニング」ってなんですか?


日常生活を送るには「記憶」「言語理解」「注意」「知覚」「判断・推論」などの認知機能が必要です。簡単にいえば、私たちが周りからいろいろな情報を得て整理し、それを基に計画し実行することによってさまざまな結果を出していく過程で必要な能力です。よりよく生きていくために必要な機能を強化するトレーニングです。



個別課題や作業訓練では何をするのですか?


おひとりおひとりの状況やご希望に応じて、自主学習(漢字・計算・パソコン・労働法・ビジネスマナーなど)、作業訓練(指編み・ワークサンプル・自己理解・ナビゲーションブック作成など)や就職活動(求人検索・応募書類作成支援、面接練習など)を行います。



就職できますか?


就労移行支援は、障がいのある方が一般企業などで「働く」「働き続ける」ことを目的としています。そのためにおひとりおひとりに合わせたオーダーメイドのプログラムも充実しています。障がいをオープンにしての就労をご希望の方には、ご自身の障がいについて企業に配慮や理解してほしいことを記入する「ナビゲーションブック」作成支援もしています。ご本人の「働きたい」という気持ちを大切にスタッフ一同全力でサポートします。

自立訓練(生活訓練)利用中の方も、就労希望の方には同様のサポートをします。

さらに、自立訓練(生活訓練)終了後に、就労移行支援にお進みいただくこともできます。

どちらのサービスとも、併設の「サポステ」(49歳以下の方対象)の就労支援が併用できます。

サポステページへリンク→



大学進学を考えているのですが、ブランクもあり何から手をつけたらいいのか不安・・・


ご本人の目標であれば、必要な情報収集の方法や提供をします。学び直しをご一緒に計画し、進捗状況を確認していきます。

同様に、高卒程度認定資格を取りたい、職業訓練を受講したいなど、おひとりおひとりの目標に沿って最良のサポートをします。